挫折

何をもって挫折と感じるかは人それぞれやけど、俺の経験した挫折について書いていく。

初めての挫折は社会人一年目。

高校生までは優等生と周りから言われ、スポーツでもインターハイに出場でき、大学も、いわゆる「関関同立」に入り、彼女とも順調で、ほぼ思い通りに人生が進んでいた。

「就活なんて大丈夫。俺ならどこで働いてもそれなりにやれるわ！」と思い、適当に選んだ地元の金融機関に就職した。

が……いざ働いてみると、「通用しないかも？」と漠然と感じるようになっきた。まず起きれない。毎日スーツを着るのがめんどくさい！職場に配属されても何もできない(最初なんで当たり前やけど、当時は悩んでいた)。

そのうち毎朝の通勤で吐き気がしてきて、本当に行きたくなくなった。仕事中は早く帰ることばかり考えて、家に帰ると明日の仕事の事が頭から離れず、同期に毎晩電話ばかりしていた(相手は迷惑やったと思うけど、皆ホントに優しかった)

結局5ヶ月で辞めた。今考えると、ハッキリした退職理由はなかった。ただ現状から逃げ出したかっただけやった。親は何も言わなかった。凄く優しかった。

4月に入った会社を8月に辞め、9月から無職で家でゴロゴロしてたわけやけど、1週間程してから、色々考えるようになった。

「近所の人になんて思われてるやろ？」

「友達はみんな働いて給料貰ってるのに、俺は何してるんやろ？」

「人生終わったわ！普通のレールから外れてもた！」

「こんなんでこれから生きていけるんかな、俺は？」

「あと40年も働かなあかんと思ったらゾッとするわ！」

凄いネガティブになって、自己啓発本とかを読み漁ってた記憶がある。

当時の俺は、本当に人生に絶望していた。

これを読んで下さっている方や、今の俺にとっては「つまらん事で悩んでたんやな！誰でもあるのに、そんな事」「もう半年ほど仕事頑張ったら色々変わっていたのに」と思うかも知れない！

多分、あそこが俺の人生の重要なターニングポイントの1つやった。亡くなった母にも、生きている父にもとても感謝しているが、俺は凄い大事に育てられすぎたのかもしれない。嫌なことや苦しいことは、俺が知らんうちに両親が取り除いてくれていたから、それまで自分の思い通りに生きてこれたんやと思う。

だから、社会人になって、上司に怒られたり、お客さんに怒られたりした時に(と言ってもちょっと注意された位やけど…)、対処する方法が分からなくてどんどん落ち込んでいたんやと思う。

あれから、5回転職して、結婚や離婚も経験し、今に至る中で、クズではあるけれどそれなりに成長したと思う。

俺のこのつまらんブログを閲覧してくれている方が80人を超えました。コメントを下さった方もいました。本当に嬉しいです。

どんな方が読んで下さっているのかは分かりませんが、1つ言えるのは、挫折を感じた時に、次にどんなアクションを起こすかで人生はどのようにも変わって行くと思います。1番好ましくないのは、悲観して何もしない事やと思います。何もしなければ何も変わらんので。

あと、人との繋がりは大事にするべきだと思います(俺自身これについては自信ないけど…)人脈をつくるとかではなくて、どんな小さな約束も疎かにしなかったり、周りで困っている人がいれば助けてあげたり(金銭面だけでなく、精神的でも)、そんなんでいい。繋がりを大切にしていたら、自分が挫折したり逆境になった時には必ず助けてくれます。俺も何回助けられたか……

あと、今日を全力で生きること。先のことは分からんし、過去も変えられない。だから、今やってる仕事、今いる友達を大切にしていれば、例え自分の中で今が気に入らない人生であったとしても、変わるチャンスは必ずきます。

ただの自己満スロット親父のブログやのに、突然人生日記みたいになってもた………(笑)

ま、クズな俺にも若い時は色々あったという事で(^▽^)o

普通の人が出来ん経験を沢山してるので、どんどんコメントで相談してくれたら嬉しいです！(結婚 離婚 鬱 借金 期間工 金策 警察 出会い系  介護 人間関係 など)